スギーズ英語学習法の全貌
私がここで教える英語学習法は、
ちゃんとやれば誰でも確実に「ネイティブ並の英語が喋れるようになる」方法です。
ですから、ここで方法論をしっかり理解してください。
とは言いましても私の英語学習法の理論はとてもシンプルです。
英語をすらすらと喋れるようになるために必要な事はたった二つだけだといいましたがそれは次の二つです:
@正しい英語の発音が出来る事
A正しい英語の発音でチャンクをマスターする事
もちろん単語力や最低限の文法力なども必要ですが、英語を喋れるようになるために一番大切なのは正しい発音と、チャンクを覚える事です。
文法などはチャンクで覚えてしまったほうが簡単に覚えられますし、単語もちゃんと発音を習得してからのほうが効率よく覚えられます。
正しい発音はなぜ必要?
よく日本人に
「英語を喋るためには正しい発音が必要だ」と言いますと、「英語なんて通じればいいじゃん」とか
「発音なんて外人でもないのに身に付けられるわけがない」と言われます。
しかし、どちらの意見も正しくありません。「英語なんて発音が悪くても相手に通じればよい」という意見をたまに聞くことがあります。確かに、
ちょっと発音が変でも相手とのコミュニケーションに支障がなければいいじゃないか、と思うかもしれません。実際、
ドイツ人やフランス人が喋る英語は多少訛っていても、コミュニケーションには支障がないみたいです。
しかしこれは日本人には当てはまらないのです。
ドイツ語やフランス語というのは言語体系的に英語と近いので、当然発音も似ているのですが、 日本語と英語というのは言語体系が全く異なり、発音が全然違うので、日本語発音の英語では「発音が悪くても通じる」 というレベルではなく、「発音が悪すぎて全く通じない」 ということになってしまうのです。
英語と日本語はどれくらい発音が違うの?
日本語と英語の発音で一番大きな違いは、母音の数です。
母音というのは簡単に言うと声帯で発せられた音が唇、歯、舌などに邪魔されずに発せられる音のことで、
言語を喋る上で一番基本となるとても大切な音のことです。日本語には「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」の5つの母音があります。
ところが、日本語の母音が5つなのに対して、
英語の母音は基本的なものだけでも12個もあります。しかも日本語の母音と同じものは
「エ」だけで、ほかの11個はまったく違う音なのです。日本人は英語の12個の母音を、
日本語の5つの母音に無理やりあてはめて喋ろうとしているのです。だから、
日本人の発音は外国人にとって非常に聞き取りにくいといわれるのです。
しかも、大陸文化を持つ中国人や韓国人と違って、日本人というのはどちらかというとシャイな人が多いので、発音が悪くて英語が通じないと、
自信を持って英語を喋れなくなってしまう人が多いのです。日本人が英語を喋るのが苦手なのはこのためなのです。
発音なら外国人に直接習えばいいんじゃないの?
「発音が大切なら、
やっぱり英会話学校に行って外人と話して、英語の発音を身につければいいですよね?」と思われるかもしれません。
確かに英語を上手に話すためには外国人と生の英語を話す練習をするのはとても大切な事です。
しかし、これも効率の良い方法とは言えません。何故なら、外国人の先生は英語の発音はちゃんと出来るかもしれませんが、
日本人に発音を教える事に関しては素人なのです。彼らにも何故日本人はこんなに英語をしゃべるのが下手なのか、
どうしたら日本人がちゃんと英語をしゃべれるようにさせられるのか教え方がわからないのです。
ですから、外人の先生はよく「私の発音をまねろ」と指導するのですが、
音の出し方がわからないので真似ようとしても上手く真似られないのです。そうすると、
ネイティブの先生もゆっくりと英語をしゃべらなければならなくなります。
英会話学校などでネイティブの先生がゆっくりと話してくれるような会話なら理解できるけど、
海外などで実際の英語を聞くとスピードが速すぎてついていけないという事になるのです。
私は、「英会話学校に行ったけど全然英語が上手くならなくて失敗した」
という人の話を聞くたびに、「最初に発音を勉強しておけば効果が全然違うのになー」
とつい思ってしまいます。
どうやって発音を勉強したら良いの?
では実際に日本人はどのように発音を勉強したら良いのでしょうか? 日本人にとって発音を一番勉強しやすい方法があるのです。 私は、日本人が英語を話したり、 聞いたりしているのを見ていてあることに気がつきました。 それは、日本人には「発音し分けにくい音」 「聞き分けにくい音」があるということです。「ア」の単語例をあげましょう。 「hot, hat, hut, heart, hurt」という5つの単語の音声を聞いてください。
hot, hat, hut, heart, hurt (音声♪)
「hot, hat, hut, heart, hurt」 この5つの単語の赤字の部分は全て違う音なのですが違いが分かりますか?何度か聞けば、 何となく音の違いがわかるかもしれませんが違いがわかりにくいですよね。 恐らく日本人の多くの人は「ハット、ハット、ハット、ハート、ハート」 と日本語の「ア」の音で発音してしまい(hotはアメリカ英語だとハットですね)、 どれがどの単語なのか違いがほとんどわからないでしょう。
このように、「発音し分けにくい音」 「聞き分けにくい音」をきちんと発音し分けて、聞き分けられるようになればよいのです。 このように「発音し分けにくい音」「聞き分けにくい音」でも、 私の開発した独自の学習ドリルで学べば難なく聞き分け、しゃべり分けられてしまいます。
日本人にとって「聞き分けにくい音」他にもあるのですが、
それらの「聞き分けにくい音」
の違いさえ理解すれば日本人が英語の発音を習得するのはそんなに難しくないのです。
正しい発音を習得して一つ一つの音を出せるようになれば、半分以上は「ネイティブ並みにきれいな英語がしゃべれるようになった」
のも同然です。発音を習得しただけで、今まで通じなかった英語が通じるようになったり、
全然聞き取れなかった英語が急に聞き取れるようになったりします。
私が発音を教えた弟子(私は発音教室に通ってくる生徒さんのことを”弟子”と呼んでいます。”生徒”
というとどうしても先生との距離が少しあるような感じがしますが、”弟子”と言うと距離が近くて「弟子の英語を上達させてやるぞ!」
という気持ちになるからです)で今年アメリカに留学した方(T.Fさん)がいらっしゃいます。
彼女は発音だけマスターして、チャンクは勉強せずに留学してしまったのですが、留学してすぐに語学研修のコースを受けたそうです。
そこには他の日本人の方も沢山いたらしいのですが、他の日本人の方たちが話す英語をアメリカ人の先生は全然聞き取れず困っていたそうです。
しかしT.Fさんは日本人でただ一人だけあまりにも上手に英語を話すので、先生が「どうしてそんなに発音が上手なの?」 と先生に聞かれたそうです。
T.Fさんは日本で発音を習ったと説明したところ、 なんと他の日本人の生徒に発音を教えてくれと先生に頼まれてしまったそうです。
発音をマスターしただけでも彼女のように、 「ネイティブ並の英語がしゃべれる」ようになりますが、 必ずしも彼女のようにすぐに海外に行って英語を磨ける人ばかりではないと思います。
しかし、日本にいながらでも、 英語をネイティブ・スピーカーのようにスラスラとしゃべったり、 ネイティブのしゃべるあの速いスピードの英語を聞き取ったりする英語力を身につける方法があります。
それは「日常会話でよく使われる表現(チャンク)」 を使いこなせるようになる事です。
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