右脳と左脳 フジテレビの放映で、日本医科大学の品川嘉也教授がCTスキャンを使って右脳と左脳の違いを調べたところ、それまでの学説を覆す結果が出ました。
従来の学説では、左脳は理性、右脳は感性を司ると言われてきたのですが、珠算日本一の野村美帆さんには暗算を、速読の先生には速読を、という実験を行なったところ、この二人は右脳も使用していることが分かったのです。
この異例の結果 はあくまでも名人と呼ばれるレベルまで到達した人を対象としたものですが、誰でも訓練することによって、右脳の使用を可能にすることはできます。
例えば、電話のオペレーターは仕事に慣れるにつれて、電話番号を筆記することなく、一度聞いただけで正確に覚えられるようになると言います。
これも右脳の働きの一例です。右脳は、無意識の時あるいは夢中で何かをしている時に使われるのが特徴です。
反対に義務感を感じて学ぶ時には、左脳を使用しているそうです。
右脳では自然に映像化する このスピードラーニングでは、右脳を利用することにより、従来の方法では考えられない成果 をあげることができます。
まず英語を学ぶという堅苦しさを取り除き、従来の勉強の仕方ではなく、子供が色々なことを覚える時のように、好奇心で覚えていただくことを基本にしています。
人間の脳は、情報を映像化することで記憶を確かなものにする傾向があります。
子供が飽きることなく同じ絵本を見るように、何度も何度も気持ち良く繰り返す作業が大切で、繰り返し聞いて自然にイメージできるようになることが効果をもたらします。
これらは右脳の働きによるものです。
初めは繰り返すことに抵抗を感じるかもしれませんが、自分の生活の中でリズムを作ってしまえば、抵抗感もなくなることでしょう。
この時心がけていただきたいのは、楽しみながら聞くことです。
時間の許す限り聞き流してみてください。
何度もテレビ・コマーシャルを見ていたら、ついその文句が口を突いて出てきた、という経験はありませんか。
自然に覚えたものや本当に必要で覚えたものは、いつまでも覚えています。
ところが、おもしろいコマーシャルだからと意気込んで覚えようとすると、なかなか覚えられません。
記憶しようとする意識は、左脳の役目で、時間もかかるし、忘れやすいという欠点もあります。それに、難しい、大変だという思いがあると、右脳は協力してくれません。
右脳と左脳の両方が働いて、さらに学習効果が高まることが、実験の結果証明されています。
無意識の領域で聞く 人間の心は無意識の領域と意識的な領域に分けることができます。
人と話をしている時や、テレビを見たり、仕事をしている時には、脳の一部しか使っていません。
そんな時、残りの無意識の部分を有効に使おうというのが、スピードラーニングの基本です。意識して聞くには大きな努力が必要ですが、無意識に聞くなら、いつでもどこでも、ただプレーヤーなどのボタンを押すだけですから、とても手軽です。
無意識領域を使うということは、抵抗なく長い期間、英語に接することができるというメリットがあります。
外国語の勉強には、習うより慣れろという鉄則がありますので、あなたの日常を英語という環境音で満たして、英語を生活の中に溶け込ませ、英語に馴染むことです。
好きな音楽は何度聞いても心地よいのと同じで、英語のリズムを心地よく思えることが大切です。
そうなれば、もう話せたも同然です。もちろん、意識的に聞きながら勉強してもいいのですが、それには意志の力を使うため、三日坊主になりやすかったり、完璧に覚えようとして疲れてしまうこともありますので、注意が必要です。
長く続けるためにも、無意識に聞くことをお勧めします。
右脳の助けを借りて無意識に聞くために、もう一つ大切なことは、聞くのが嫌になったら、止めることです。
本当は嫌なのに、聞かなければ覚えられないだろうと思い込んで無理に聞き続けることは、かえって逆効果となり英語が嫌いになってしまいかねません。
思い切って休んでください。しばらく英語を聞かない日が続くと、必ずまた聞きたくなります。心配は無用です。
また、このスピードラーニングが英語→日本語の順に構成されていることには、大切な理由があります。
第一は、英語を聞いてすぐにイメージが描けるように、第二の理由は、日本語が先に聞こえると次の英語を聞かずに、自分の頭の中で日本語→英語の翻訳を始めてしまうので、これを防ぐことにあります。
話すという行為は、吸収した多くの言葉から自分に必要な場面に応じて、言葉を再構成して使うのであって、文法や単語を総動員して翻訳するものではないからです。
ただ聞き続け、英語のシャワー、英語の環境の中で、イメージとして言葉を吸収していく、それがスピードラーニングなのです。
学習効果を高めるBGM ブルガリアのロザノフ博士が開発した暗示学習法(Suggestpedia)に端を発し、アメリカ、ロシア、カナダなど多くの国で採用され、大きな反響を呼んでいる高速学習法は、目的やそれぞれの国の文化に合わせて改良が加えられ、形を変えながらも、ますます普及しています。
このスピードラーニングにも随所にその理論が導入されています。
例えば、BGMに使用されている音楽ですが、初級コース第1巻で使用しているのは、サンサーンスの『白鳥』です。
バロック音楽をはじめとし、ある種のゆるやかな旋律には、スピードラーニングの英語を吸収する際に必要なリラックス効果 や脳波のアルファー波を増長する効果があるからです。
その他、学習効果があるとされている音楽には、バッハの『G線上のアリア』、グノーの『アベ・マリア』などがあげられ、それらを使っています。
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